Last Up Data 2006.05.25. 


御手洗潔
Kiyoshi Mitarai

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    【基本データ】
 1948年11月27日生[子年・七赤金星・射手座]
 血液型不明/神奈川県出身(?)

    【職歴】
 コロンビア大学助教授、占星術師、私立探偵、ストック
 ホルム大学客員教授、ウプサラ大学教授、脳科学研究者
 等

    【特徴】
非常識、無神経、大胆、躁鬱病、陽気、気紛れ、自信家、
 皮肉屋、自分勝手、独裁的、野生的、不精者、変わり者、
 天才、悪戯者、意地悪、嘘吐き(どころではなく詐欺師)、
 複雑、秘密主義、個人主義、語学や医学等の知識が豊富、
 忘れっぽい、打たれ強い、多趣味多芸、(一部では)英雄、
 (密かに)優しい、嫌煙家、時々妙に冷淡、自立心が強い、
 博士号所得者、たまに気障な時がある
謎解き,バイクの運転,乗馬,速読,語学習得,PC等
 が得意。足も速い
人名の記憶,女性,料理,コーヒーを淹れるのが苦手
犬,音楽,美男,子供が好き
威圧的な権力者,自分の名前が嫌い
高身長,痩身,癖っ毛,人を小莫迦にしたような目付き,
 彫りの深い顔立ち――外見的に悪い要素はないと言える



 御手洗
「大きく間違ってはいないけど……“無神経、独裁的、詐欺師”とはこれまた随
     分な言い様だね」


  石岡 「えー? これでも精一杯褒めたつもりだよ? 髪の描写だっていつになく上品
     に留めてあるし」


 御手洗「しかも石岡君……この“美男が好き”っていうのは何なんだい?」

  石岡 「ああ、それは……別に深い意味はなかったんだけど。だって君、儚気な美青年
     や美少年にはいつも特別に優しい面を見せてるような気がするからさー」


 御手洗「……僕の同性愛嗜好が広まったのは明らかに君の責任だな……」

  石岡 「そんなに気にしなくても誰も本気で疑っちゃいないよー。それにほら! 外見
     についてなんて“悪い要素はない”とまで書いてある、本当はあまり僕の好み
     じゃないのに」


 御手洗「ああ本当だね、褒められているのか何なのかよく解らないが」

  石岡 「ところで御手洗君、≪本格ミステリー宣言≫には“午前08時28分横浜生まれ”
     って書いてあるけど
君の出身地本当はアメリカなの? 日本なの?

 御手洗「さあねぇ。…ま、いいんじゃないの、少しぐらいは解らないことがあっても」

  石岡 「うぅ〜ん、じゃあ次は僕の方か。あぁ、こういうのって何か……見るのが怖い
     なぁ」


 御手洗「いつも本には色んな人のこと無茶苦茶書いてるくせに、よく言うよ」



石岡和己
Kazumi Ishioka

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    【基本データ】
 1950年10月09日生[寅年・五黄土星・天秤座]
 A型/山口県出身

    【職歴】
 グラフィックデザイナー、イラストレーター、事件作家、
 私立探偵助手 等

    【特徴】
常識的、神経質、慎重、臆病、鬱病、内気、一途、謙虚、
 献身的、世話焼き、純粋、誠実、繊細、清潔、変わり者、
 才人、生真面目、正義漢、(“一部の者”以外には)温和、
 単純、ミーハー、国粋主義、事勿れ主義、フェミニスト、
 邪馬台国やピラミッド,零戦等の知識が豊富(?)、胃弱、
 貧血気味、打たれ弱い、時々挑戦的、案外乱暴者、依存
 心が強い、お人好し、微妙に女性感性だと思う時がある
料理,掃除,同居人の世話等の家事全般,物事の観察や
 分析,芸術的表現,紅茶を淹れるのが得意。手先も器用
謎解き,講演,色紙,英語(外国語),勧誘,数字,高所,
 閉所,船,カラオケが苦手
謎,ビートルズ,アイドル,女優,美女,可愛いウェイ
 トレスのいる喫茶店が好き
物事の強制,派手で目立つことが嫌い
外見については答えたくないね。自分で確認したら?



  石岡
「――…御手洗っ!」

 御手洗「ああん?」

  石岡 「ああん? じゃないよ、何だよこれは! 僕がとんでもない女好きみたいに見
     えるじゃないか、何とかしろよ!」


 御手洗「何ともならないよ、人に言われて困るのならアイドル歌手のテレホンカードを
     収集するのはもうやめたまえ」


  石岡 「言うなってば! 大体“変わり者”って何だよ、こんな常識人を捕まえて!」

 御手洗「自分だって書いてるじゃないか」

  石岡 「そんな君に書かれたことがショックなんだよ!」

 御手洗「何だい、人のことは狂人だの気違いだの平気で言うくせに。…僕だって精一杯
     褒めたつもりなんだぜ? “陰気、卑屈、脆弱”じゃまずいと思って“内気、
     謙虚、繊細”に言葉を置き換えたし、“知性の退化”についても特別何も触れ
     ちゃいない」


  石岡 「う〜ん……まぁ確かにこれはこれで間違ったところはないんだけど……」

 レオナ「――あら! ちょっと待って御手洗さん、石岡さんの方のリストはこれで完成
     しているとは言えないわ」


  石岡 「ああ、びっくりした、レオナさん!? ――……ええ〜と、こんにちは。お茶は
     アップルティーでも構いませんか?」


 レオナ「ええ、ありがとう、でもどうぞお気遣いなく。(ティーカップを傾けながら)…
     ――ああ、石岡さんは相変わらず紅茶を淹れるのが上手だわ。誰かさんは幸せ
     者ね?」


 御手洗「――君みたいな忙しい人がわざわざお茶を呑みに来たのかい?」

 レオナ「近くまで来たからついでに少し寄らせていただいただけよ。それにしてもこの
     リストは不親切だわ、だってこれじゃあ石岡さんがどういう風貌の男性なのか
     全然解らないもの」


  石岡 「いや、それは別に……書かなくてもいいんじゃないですか? 僕は別にこれと
     言った特徴もないつまらない男ですし……」


 レオナ「いいえ駄目よ、このままではカズミストのお嬢さん方に失礼だわ。…そうね、
     じゃあ私が人から聞いた印象を書き足しておこうかしら? ええと……“風に

     靡く少し長めの直毛に色白で華奢”
、それから――…

     “とても清潔な顔をしていて、白いワイシャツをよく着ていて、胸が薄くて、

     哀願するような目付きの、日本型のやわらかな風貌の美形”
――」

 御手洗「…――――」

  石岡 「あの、レオナさん……それって何だか脚色されていませんか? この紹介文を
     信用した人が実物を見たらがっかりするかも知れないし……――って言うか、
     それ本当に僕を見たことがある人の証言なのかなぁ? ……大体男なのに特徴
     が胸って……」


 レオナ「あぁ、その点なら御心配なく。これは石岡さんのことを何度も見たことがある
     方の証言
だし、勿論私にも異存はないわ。ねえ――御手洗さん?

 御手洗「……あ? あぁ、まあ……間違ってはいないと思うよ……」

 レオナ「じゃ、これはそのまま残しておいて貰うということで。――それでは私はそろ
     そろお暇
(いとま)させていただくわ。美味しいお茶御馳走様でした、石岡さん。
     御手洗さんも、またどこかでお逢いしましょうね。バイ!」


  石岡 「あっ、レオナさん!? ――…ああ、帰っちゃった……一体何しに来たのかな」

 御手洗「全くね。――さ、それじゃあ気を取り直して今度はそんなレオナの紹介文だ。
     ああ、こいつは僕が書こうかな? 石岡先生に女性描写を任せると辞書一冊分
     ぐらいの超大作になっちまうかも知れないからね」


  石岡 「もう、そんなに書いてないってば!」



松崎レオナ
Reona Matsuzaki

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    【基本データ】
 1933年?月?日生[卯年・一白水星・ ? 座]
 血液型不明/神奈川県出身/本名:藤並玲王奈

    【職歴】
 美少女モデル、混血タレント、ハリウッド女優 等
    【特徴】
自信家、高慢、我儘、行動的、感情的、野生的、好戦的、
 向上心が強い、打たれ強い、粘り強い、嫉妬深い、奔放、
 強引、聡明、努力家、麻薬常習者、異常性愛者
演技,舞踊,歌唱,試作,スクーバが得意
射撃,自動車の運転が好き
ライヴァル(
石岡和己やシャロン・ムーア等)が嫌い
(基本的に)強くカールした栗色の長髪,細くくびれた腰,
 張り出した胸,棒のように細く長い美脚,長い睫毛が上
 を向いた二重瞼の大きな褐色の眸,細く高い通った鼻筋,
 やや厚めの唇――まるで人形か絵のように見える美女




  石岡
「…………」

 御手洗「…………」

  石岡 「…………? ……あっ! これってもしかして……!」

 御手洗「ああ、やっぱり気が付いた?」

  石岡 「もう、つくづく意地の悪い男だな君は! この容姿に関する項目、僕が書いた
     ≪暗闇坂の人喰いの木≫から抜粋しただろう!?」


 御手洗「正確には抜粋の抜粋だけどね。本当はこれの七倍程だらだらと無意味な描写が
     為されていたが、あまりに必要性を感じなかった為こちらで適当にまとめ直し
     た。それにしても君って人は相変わらず……(嘆息)」


  石岡 「なっ、何だよ? その可哀相な人を見るような目付きは! ――…あ、ところ
     で御手洗君、レオナさんの嫌いなものの項目にあるこの変な空間、何?」

 御手洗「あぁ、それね……――別に。単なる入力ミスだよ。気にしないでくれたまえ」

  石岡 「ふぅん、君でもそんなことがあるんだね……」

 御手洗「――じゃあ、そういうことで。人物紹介はこの程度でいいんじゃないかな?」

  石岡 「うん、本当はまだ重要人物がいるにはいるけど……ま、きりがないしね」

 御手洗「ああ、それからこのページにある画像はあくまでもイメージだからくれぐれも
     信用しないようにね」

  石岡 「最後までお付き合い下さり本当にありがとうございました。御納得された方は
     下のボタンから次の行き先へ移動して下さいね」

 御手洗「……石岡君、特徴に挙げようかどうしようか悩んだんだけど、君ってちょっと
     二重人格なところがあるよね……」



石岡「研究論文のページで御手洗君が歓迎してくれますよ」
石岡「あっ、もうお帰りなんですか? それは残念ですね…」

御手洗「紅茶のおかわりが欲しいのかい?」
御手洗「著作一覧のページで石岡君が歓迎してくれるよ」